韓国、事故による死亡が依然としてOECD最高
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.15 09:03
韓国国民安全処が昨年満19歳以上の成人1500人に「韓国社会は全般的に安全か」と尋ねたところ、肯定的に答えた回答者(「非常にあてはまる」または「ある程度あてはまる」)の比率が33.5%だった。セウォル号事故直前の同じ調査でこの比率は32.6%(2014年3月)だったが、その2カ月後には16%に落ち、昨年年末に初めて事故直前より高まった。数値だけ見ると国民の安全体感度がセウォル号事故以前よりも高まったということだ。
韓国はセウォル号事故以前にすでに「危険社会」だった点を勘案すると、このような数値に安心することはできない。韓国は死亡者のうち事故(自殺含む)による死亡者比率が毎年10%を超え、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最高だ。