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【社説】企業家精神が生んだセルトリオン成功神話=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.08 15:16
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セルトリオンが生体医薬品のバイオ後続品(バイオシミラー)「レムシマ(Remsima)」で、ついに米国市場に進出した。セルトリオンは6日、レムシマが米国食品医薬局(FDA)の販売承認を受けたと明らかにした。米食品医薬品局(FDA)が抗体バイオシミラーに対して販売承認を出したのはレムシマが初めてだ。

関節炎治療剤レムシマはオリジナル医薬品レミケードと同じ効能を出すが、価格は30~40%安い。レミケードは昨年、世界市場で約12兆ウォン分が売れた。関連医薬品の米国市場規模だけで約20兆ウォン(約1兆7400万円)、10%だけ占めても年2兆ウォンの売り上げが可能だという。レムシマの承認獲得によってセルトリオンはグローバル製薬会社として飛躍する足がかりをつくったことになる。

 
成功の目で見れば失敗や挫折も美しいものだ。セルトリオンの成功ストーリーもそうだ。ソ・ジョンジン会長の挑戦と粘り強さがあったからこそ可能だった。34歳で大宇(デウ)自動車の役員になったソ会長は、好調なサラリーマンだったがバイオ産業には門外漢だった。2002年「未来産業の主流はヘルスケア」という確信1つで彼はセルトリオンを設立した。「バイオの門外漢が誰にもできないバイオシミラーの開発に成功するわけがない」という皮肉があふれたが、彼は耐え抜いた。

ソ会長は2006年、レムシマ開発に着手して4000億ウォンの大金を注ぎ込んだ。研究資金が足りず私債市場を転々とし、株式を担保に資金を調達したりもしたという。株式市場では陰湿な攻撃性のデマが絶えなかった。抗体バイオシミラーをつくり出す技術力を疑問視されて自殺まで悩んだという。そのような逆境を克服して今日の成功神話を描いたことこそ、企業家精神が生み出した快挙だ。ソ会長は「ほかの人たちは違うというが、私にはバイオ産業の無尽蔵な成長性が見えた」と振り返った。昨年、糖尿治療剤の開発で大ヒットを飛ばしたイム・ソンギ韓美(ハンミ)薬品会長のストーリーと似たような形だ。

セルトリオンと韓美薬品の成功が投げかけるメッセージは明らかだ。現実に安住しない勇気、未来を見通す目、目の前の失敗と挫折を恐れない粘り強さで武装した企業家精神だけが不振の沼に落ちた韓国経済を救い出せるという事実だ。

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