<メイド・イン・チャイナの逆襲>高速鉄道・航空機・スマートカーでも競争力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.16 11:49
高速鉄道車両を生産する現代ロテムは先月主要協力会社代表らとともに「政府支援」を訴える緊急記者懇談会を開いた。昨年収めた鉄道部門の海外売り上げは6000億ウォン(620億円)水準にとどまった。2012年の1兆7000億ウォン、2013年の1兆4000億ウォンの半分にもならない。さらに今年は9月末までに達成した受注実績が800億ウォンと惨憺とした水準だ。「中国企業」のためだ。国際入札で平均20%低い単価を提示する中国企業に毎回敗れた結果だ。
中国企業は日本の新幹線、フランスのTGVが独占する高速鉄道市場で徐々にシェアを伸ばしている。10月には中国企業連合が日本を押さえインドネシアのジャカルタ~バンドン間150キロメートルをつなぐ高速鉄道建設プロジェクトを受注した。