テスラ、相性合わない韓国バッテリー使わず…日本企業と密接な関係(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.07 10:12
テスラモーターズの普及型電気自動車モデルの「モデル3」の余震が続いている。3日にテスラの最高経営者のイーロン・マスクが「事前注文台数が27万6000台を超えた」と明らかにしてから関連企業などは羨望の眼差しでテスラの歩みを眺めている。いくつかの疑問も提起される。最大の疑問は世界1位の競争力を備えたLG化学、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国のバッテリー3社をなぜテスラが避けたのかという点だ。
日本の市場調査会社B3の推定値によると昨年世界の市場シェア1位は153万9000キロワット時の電気自動車用バッテリーを生産した日本のAESCのシェア23.5%だ。韓国のLG化学が111万8000キロワット時で16.6%、中国のBYDが102万1000キロワット時で15.1%と続いた。テスラの協力会社であるパナソニックは92万4000キロワット時で13.7%、サムスンSDIが84万6000キロワット時で12.5%となった。だがまだ生産量順位に大きな意味がないというのが一般的な評価だ。電気自動車市場自体がまだ初期段階にとどまっているからだ。