ソウル大、ノーベル賞級学者を招聘したが…正規講義「ゼロ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 08:00
ソウル大経済学科に在学中のキムさん(27)は当時の状況について「ノーベル賞を受賞した学者が学部2、3年レベルのマクロ経済学特講をなぜ引き受けたのか分からない」とし「校内でも広報は十分に行われず、英語の授業という点のために受講をあきらめる学生も多かった」と話した。
これに関しソウル大側は「講義はしなくてもセミナーと共同研究はしている」と述べた。しかし招聘学者が国内に滞在する期間は短ければ1年間に6週間、長くても2、3カ月間にすぎない。この機関も外部の特講と日程が詰まり、実効性がないという指摘がある。