【社説】ジカウイルス初の流入…徹底して初動鎮圧を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 14:53
憂慮していた事が現実に近づいた。韓国人のジカウイルス感染患者が初めて確認された。疾病管理本部によればジカウイルス感染症が流行しているブラジル東北部に22日間出張に行って11日に帰国した会社員男性Lさん〔43、全羅南道光陽市(チョンラナムド・クァンヤンシ)〕が陽性判定を受けた。
問題は、この患者が帰国して10日が過ぎた21日に検査を受けることになったという点だ。その過程を調べればめまいがするばかりだ。患者は何の症状もなく帰国して空港で全くスクリーニングされなかった。16日に発熱症状で光陽の医療機関を訪れたが風邪の薬だけ処方されて帰宅し、筋肉痛と発疹で21日に再び受診して初めて検査を受けることになった。この日、医師がジカウイルスを疑って保健所に申告していなかったらいまだにこの感染症の韓国流入を全く知らずにいる可能性が高い。