韓流ブームに乗ったKフード、世界の舌を魅了する(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 10:27
グローバル市場でCJ第一製糖は戦略製品である冷凍ギョーザ、たれ・調味料類、即席ごはん、のりを中心に消費者の舌を攻略するのに注力している。またプレミアム級キムチ、野菜ギョーザ類、ハラル認証キムチ、スナックのりなどで世界最大の食品市場に浮上しているハラル食品市場を攻略している。CJフードビルは2020年に世界トップ10に入る外食専門企業になることを目標に、グローバル部門で「トゥレジュール」「ビビゴ」を中心に中国と米国で本格的な事業拡大に出る計画だ。これまで直営だけで出店してきたビビゴが海外パートナーとの協力を通じ堅実な拡大にも乗り出す。
◇パンの本場フランスに進出したパリバゲット=パリバゲットはパンの本場であるフランスに進出し韓国のパンの味を知らせている。2014年7月に韓国で初めてパリに進出し、今後欧州と汎フランス文化圏の国に進出する契機を整えた。1号店の成功を受け昨年7月にはパリのオペラ地区に2号店も開いた。
パリバゲットは2004年9月に中国・上海に進出してから現在では中国、米国、ベトナム、シンガポール、フランスに約200店を開き、韓国ベーカリーの優秀性を世界に知らせている。中国では2012年8月に100号店をオープンし、ブランド認知度や運営システムが現地市場で定着した。米国にも2002年に現地法人を設立した。2005年10月にロサンゼルスのコリアンタウンにパリバゲット1号店を開き、カリフォルニアとニューヨークを中心に現在44店を運営している。東南アジア地域では2012年3月にベトナムのホーチミンにグローバル100号店となるベトナム・カオタン店をオープンし本格的に進出した。同年9月にはシンガポールに初めての店舗を開いた。2014年には韓国で初めてシンガポールのチャンギ国際空港に進出し韓国食文化を伝播している。