大韓航空、飛行機前輪の固定ピンを抜かずに離陸し回航
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.02 08:41
仁川(インチョン)発フィリピン・マニラ行きの大韓航空旅客機が前輪の固定ピンを抜かずに離陸して回航した。この旅客機は2時間後に再出発し、乗客の日程に支障が生じた。
2日、大韓航空によると、前日午前8時30分ごろマニラ行きKE621便の飛行機は乗員乗客283人を乗せて仁川国際空港から離陸した。だが、離陸後、ランディングギア部分に異常が表示されたこと受けて機長は機体を旋回させて9時55分に仁川空港に回航した。ランディングギアに異常が生じれば一定速度以上を出すことができない。確認の結果、離陸準備の過程で整備士が飛行機の前輪を固定する安全ピンの除去を行わず、操縦士もこれを確認しなかったことが明らかになった。