【社説】人工知能時代、どのように迎えるのか=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.02.28 13:06
人工知能(AI)時代が人類の前に近づいてきている。プロ棋士イ・セドル9段と、グーグルとディープマインドのAI「アルファ碁」が来月9日から行う「世紀の囲碁対局」はすでに世界を熱い雰囲気にしている。勝負とは別に東洋文化に対する好奇心とAIに対する関心が同時に増幅される状況だ。
AIはすでに技術経済分野では「未来の牽引車」とされている。1月6~11日に米ラスベガスで開かれた世界最大規模の家電見本市「CES2016」はこれを見せるショーケースだった。自動運転車、ロボット、モノのインターネット、スマートホームなど、AI技術を活用し人間が介入しなくても自分で判断し作動する機器が相次いだ。技術革新の最先端の現場というCESでAIは「技術革新」と同義語だった。