<囲碁>人間vs人工知能…韓国プロ棋士が見るアルファ碁の棋力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.24 16:48
「人工知能のレベルがプロ棋士と対局するほど発展したというのは本当に驚く」(李昌鎬九段)。
その間、囲碁でコンピューターは人間のライバルではなかった。昨年のミリンバレー杯世界コンピュータ囲碁トーナメントで優勝した韓国の人工知能囲碁プログラム「トルバラム」もプロ棋士と4点ほどの棋力の差があった。4点は大きな差であり、これを克服するのは遠い未来のことと考えられてきた。しかしグーグル・ディープマインドの人工知能「アルファ碁(Alpha Go)」が昨年10月、欧州囲碁チャンピオンの樊麾(Fan Hui)二段に勝ったことが公開され、状況は大きく変わった。
朴正祥(パク・ジョンサン)九段は「アルファ碁が予想以上に人間のような碁を打つのを見て驚いた」と話した。劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段も「人工知能が人間の実力に近づくにはもっと時間がかかると思っていた」と衝撃を隠せなかった。