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「韓米THAAD実務団、1週間内に初会議」…在韓米軍司令官

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 09:33
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スカパロッティ在韓米軍司令官は24日(現地時間)、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備に関し「両国の共同実務団が今後1週間以内に最初の会議を開く」と述べた。

スカパロッティ司令官はこの日、米下院軍事委員会の公聴会に出席し、「我々は威力が強まり正確性が高まる北朝鮮の弾道ミサイルの脅威をよく認識していて、こうした現状況で韓半島THAAD配備を議論することは非常に重要だ」とし「多層防御体系を構築するためにTHAAD配備が必要だ」と述べた。

 
スカパロッティ司令官は「THAADは非常に複雑なシステム」とし「THAADを(韓半島内の)どこに配備するかによりその効用性が変わるだけに、最適な配備場所を探すのに時間が多少かかる」と説明した。続いて「我々は最適な場所を探す必要があり、(在韓米軍)駐屯軍地位協定(SOFA)に基づいてそれをする」と話した。

スカパロッティ司令官はTHAAD配備に関する具体的な日程を尋ねる質問には、「(THAAD配備)手続きがうまく進行すると確信している」とし「現時点では日程がどういうものか話しにくいが、比較的早い時間に(提示)できるだろう」と答えた。

韓国と米国は7日の北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射以降、公式にTHAADの韓半島配備議論を始めると発表した。中国はTHAADが中国のミサイル攻撃能力を無力化するためのものだとして反発している。韓国と米国は「THAADが北朝鮮のミサイル攻撃を防御するためのものであり、THAADのレーダー探知距離は中国本土は含まない」と話している。

ケリー米国務長官は23日、中国の王毅外相との会談後の記者会見で、「米国と韓国がTHAAD配備を検討する唯一の理由は北朝鮮の脅威のため」とし「北朝鮮が非核化すればTHAADを配備する必要はない」と述べた。ケリー長官はこの席で「HAADは韓国と米国の防御のための武器だ」と強調した。

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