<北ロケット発射通告>今回も中国に知らせず…北、武大偉氏の面前で挑発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.04 09:44
北朝鮮の長距離ロケット(ミサイル)発射計画に関連し、「中国は事前にこれを知らなかったようだ」と、政府当局者が3日述べた。この当局者は「正確に確認してみる必要はあるが、武大偉中国6カ国協議首席代表が平壌(ピョンヤン)を訪問する前、中国側が我々と事前協議をしたが、中国から(北のロケット発射について)聞いた話はなかった。状況から中国政府も知らずに武代表を送ったと見るのが正しいようだ」と話した。外交部の当局者は「中国の反対にもかかわらず、北が核実験をし、ミサイルでの追加挑発計画も明らかにした。現在、中国としては非常にプライドが傷つく状況」と伝えた。
当初、北朝鮮が武代表の訪朝を受け入れる意思を明らかにした時、政府は期待したという。「北の考えは変わらないだろうが、ひとまず話を聞いてみるという意味」と解釈されたからだ。武代表は北朝鮮に制裁は避けにくいという点を伝え、出口戦略を議論するために平壌に向かった。しかし北朝鮮は事実上、武代表の面前で人工衛星に装った弾道ミサイル発射計画を公言し、「マイウェイ」を宣言した。