韓国で販売中の日本ランドセルなど高価カバンから有害物質検出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.04 08:53
30万ウォン(約3万円)台の日本ブランドの子供カバン(ランドセル)から、許容基準を89.4倍超過した内分泌系の障害物質が検出された。ソウルYWCAは新学期を前に子供カバン21種類の品質を検査した結果を3日発表した。
調査結果によれば35万9000ウォンで販売される日本のマツモト社の「くるピタ」ランドセル(製品番号1KR430AI5)の横面にビニールで丸く枠をつくった部分からフタレート可塑剤が出てきた。フタレート可塑剤はプラスチック製品をやわらかくするために使う化学添加剤だ。生殖や免疫機能障害を起こす恐れがある。また下側のカバンひもの連結部品の金属付属には人体に有害な重金属ニッケルが基準値の1.3倍検出された。
DAKSキッズカバン(DLS60UP10RKK)の人造革からも基準値の3.1倍のフタレート可塑剤が検出された。日本の小学生が使う独特のデザインのランドセルは30万ウォンを超える高価にもかかわらずオンラインモールなどを通して輸入製品がたくさん売れている。