中国「ツウィ糾弾は狂的ポピュリズム」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.19 08:55
韓国ガールズグループTWICE(トゥワイス)の台湾人メンバー、ツウィ(周子瑜、16)事態が転換点を迎える雰囲気だ。中国と台湾でツウィに対する非難が弱まり、同情世論が増えている。ツウィが昨年11月のMBC(文化放送)「マイ・リトル・テレビジョン」で台湾の国旗を振ったことが伝えられると、16日の台湾総統選挙と重なって両岸(中国・台湾)の外交問題に飛び火した。
中国官営人民日報はこの日、海外版ソーシャルメディア「侠客島」に掲載したコラムで、「多くの大陸ネットユーザーがツウィを叱り、狂的ポピュリズムを見せた」とし「ツウィの謝罪は所属事務所が大陸市場のためにやむを得ずした妥協」とし、JYPエンターテインメントに責任を転嫁した。続いて「台湾の某政治勢力(民進党)の立場で、ある若者の意味のない言動は無限の解釈を生んだ。(彼らは)本来存在しない政治的な意味を注入した」と民進党を批判した。また「台湾放送SETNが台湾ネットユーザーの刺激的なコメントをそのまま報道し、『ツウィ事態』の膨らませた」と非難した。