内需活性化で来年3.1%成長目標…「より果敢な構造改革必要」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.17 08:02
昨年2月、朴槿恵(パク・クネ)政権は「経済革新3カ年計画」を通じて2017年に潜在成長率を4%に高めると明らかにした。潜在成長率とは一国の経済が副作用なく達成できる最大成長率だ。しかし韓国銀行(韓銀)は16日、2016-2018年の潜在成長率を3-3.2%と推定した。目標達成が難しいということだ。しかも今年の成長率は潜在成長率を大きく下回る2.7%と予想されている。
こうした状況で政府は3カ年計画の最後の年である来年、3.1%の成長が可能だという見方を示した。しかし米国が近く利上げする見込みであり、世界経済見通しもそれほど明るくない。主要研究機関や投資銀行が見る2%半ばまたは後半という予想とは差がある。国策研究機関の韓国開発研究院(KDI)までも来年の世界経済の成長率が予想より低ければ韓国の成長率は2%台半ばに終わると予測した。ソン・テユン延世大経済学部教授は「3.1%を予測値と見ると、達成は容易でない」とし「これは政府の政策意志を込めた目標に近い」と述べた。