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ISの石油密売一日17億ウォン…米「金脈断ち切れ」輸送網空爆

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.18 11:26
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米国・フランス主導の連合軍が2日続けてイスラム国(IS)に向けた集中爆撃を行った。米国はISの資金源であるシリア東部の石油生産地を攻撃し、フランスはISの首都格であるシリアのラッカにある指揮本部と戦闘員訓練センターを破壊した。金脈を掌握すると同時にISの心臓部を狙って戦闘員の養成を阻止する意図だ。

連合軍司令部は16日(現地時間)、シリア東部のテリゾール石油施設を集中空爆し、石油輸送トラック116台を破壊したと明らかにした。スティーブ・ウォーレン米国防総省報道官は「この日295台のISの石油輸送トラックのうち3分の1を破壊した」として「今回の空襲の主な目的はISの石油輸送機能をマヒさせること」と明らかにした。空襲にはトルコ空軍基地を出撃したA-10サンダーボルト攻撃機4機とAC-130攻撃機2機が動員された。

 
米軍が石油輸送車を攻撃したのは今回が初めてだ。連合軍は9月から石油施設の集中空襲作戦である「タイダルウェーブ(Tidal Wave)II」を通じてISの石油施設を爆撃してきたが、民間人が運転する輸送車両の空襲だけは避けていた。だがパリ・テロが発生した13日以降は主な闇取引の経路である石油輸送車両まで爆撃に含めた。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は米国防総省当局者の言葉を引用して「連合軍が空襲の1時間前、F-15戦闘機2機を動員して空襲を知らせるビラをまいた」として「民間人の避難時間を与えており死傷者はない」と報道した。

この日連合軍が攻撃したデリゾール地域はシリアで最も大きい石油生産地で、ISは昨年7月にここを占領した。米国防総省はISが石油で稼ぐ資金の3分の2をこの地域から得ていると明らかにした。

連合軍が狙っているはISの資金源だ。AP通信によればISはシリアで一日3万バレル、イラクで1万~2万バレルの石油を生産し、活動資金源としてきた。生産された石油は1000台余りの輸送車に載せられてトルコ・ヨルダン・イランなどに密輸され、これを通じてISは一日150万ドル(約17億ウォン)、年間4億8000万~6億ドル(約5600億~7000億ウォン)を稼ぐ。ISの石油は1バレルあたり正常価格(約45ドル)よりもはるかに安い10~35ドルで取り引きされ、米国など西側の金融制裁にもかかわらず需要が減っていない。連合軍は数週間以内にISの8つ主な石油施設を爆撃する方針だ。

一方フランスも16日ラファールとミラージュ2000戦闘機10機を動員してシリアのラッカにあるIS指揮本部と訓練センターを空爆した。フランスは19日までにシャルル・ドゴール航空母艦をシリア近隣海域に配備する計画だ。

◆Tidal Wave作戦=第2次世界大戦中だった1943年8月、連合軍がドイツナチスの資金源であり燃料供給基地だったルーマニアのプロイェシュティ油田を空爆した作戦。当時連合軍は53機の飛行機を動員して40%の生産施設を破壊した。

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