ISの石油密売一日17億ウォン…米「金脈断ち切れ」輸送網空爆
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.18 11:26
米国・フランス主導の連合軍が2日続けてイスラム国(IS)に向けた集中爆撃を行った。米国はISの資金源であるシリア東部の石油生産地を攻撃し、フランスはISの首都格であるシリアのラッカにある指揮本部と戦闘員訓練センターを破壊した。金脈を掌握すると同時にISの心臓部を狙って戦闘員の養成を阻止する意図だ。
連合軍司令部は16日(現地時間)、シリア東部のテリゾール石油施設を集中空爆し、石油輸送トラック116台を破壊したと明らかにした。スティーブ・ウォーレン米国防総省報道官は「この日295台のISの石油輸送トラックのうち3分の1を破壊した」として「今回の空襲の主な目的はISの石油輸送機能をマヒさせること」と明らかにした。空襲にはトルコ空軍基地を出撃したA-10サンダーボルト攻撃機4機とAC-130攻撃機2機が動員された。