日本は戦争放棄を「放棄」できるのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.20 08:34
スンニー派急進武装団体「IS(イスラミックステート、イスラム国)」は1月31日、ソーシャルメディアに2人目の日本人人質、後藤健二さんの斬首場面だと主張する動画を公開した。動画の真偽を確認した日本政府は「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える」と論評した。安倍首相はテレビに出演して「痛恨の極み」と述べ、人質釈放のために「政府は最善を尽くした」と話した。イスラム国は当初、身代金として2億ドル(約2200億ウォン)を要求し、最初の日本人人質が斬首された後、ヨルダンに収監中の自爆テロ犯サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求した。
菅義偉官房長官はこの問題に関し、政府レベルの緊急会議を招集したと明らかにした。しかし日本は自衛隊の攻撃行為が憲法で禁止されているため、後藤さんとその前に斬首された人質の湯川遥菜さんの死に直ちに軍事的な対応を取ることができない。