朴大統領、野党に視線固定「政争の対象ではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.28 13:24
朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日の国会施政演説の途中、歴史教科書の部分まで来ると突然声のトーンを高めた。「歴史教育を正常化させるのはわれわれ世代の使命です。歴史を正すことは政争の対象にはなれず、なってもならないことです」という部分でだ。
「歴史」「正常化」「政争」などの単語ひとつひとつを力説し大きな手ぶりも見せた。視線は野党の議席に固定した。表情は確固とし決然としていた。歴史教科書国定化に強く反対する野党議員の前で朴槿恵式の正面勝負をかけた場面だった。新政治民主連合の田炳憲(チョン・ビョンホン)最高委員は演説が終わった後、「大統領が国定化について話す時の目つきはまるでレーザー光線を撃つようだったと話す議員もいた」と話した。