【コラム】こぶを取ろうとして、こぶがくっついた米中均衡外交=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.20 09:11
先週末ホワイトハウスであった朴槿恵(パク・クネ)大統領とオバマ大統領の共同記者会見は、韓半島(朝鮮半島)問題に対する米国政府とメディアの見解を垣間見ることができる分かりやすい機会だった。51分間にわたる記者会見で、米国記者たちの質問は米国内の政治や対外懸案に集中した。お客さんを迎えておきながら「とんでもない」質問ばかり行う米国の記者たちが無礼で薄情に見えたかもしれないが、冷静に考えれば間違ってはいない。
大統領に直接質問できる決して多くはない機会を最大限大切に活用するには、最も重要なことから尋ねるのが道理に合う。米国のマスコミが見るにつけ、北朝鮮の核や韓米同盟は米民主党大統領候補争いやシリア問題、イスラエル・パレスチナ紛争などに比べ優先順位が下がっていたり「つまらない」イシューだということを、私たちの目で確認したわけだ。