【時論】韓国はTPPの新規加入国1号になるべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.16 09:32
環太平洋経済連携協定(TPP)締結を進めてきた交渉国が5日、最終合意に至ったと発表した。これに対し韓国は2013年11月から表明してきた立場を再確認した。TPP加入に関心があるが、TPPが韓国経済に及ぼす影響を徹底的に分析する必要があるという立場だ。
韓国の慎重な接近法には相応の理由がある。韓国はTPP参加国のうち米国を含む10カ国と自由貿易協定(FTA)を締結している。韓国がこれら2国間協定で高いレベルの貿易自由化を達成したため、加入によるプラスの経済的効果は大きくないと、多くの人々が主張している。またTPPに加入するには韓国が大きく譲歩し、従来のFTAより厳しい要求を受け入れなければいけないと懸念している。