日本より安く戦闘機購入して技術移転望んだことが無理=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.19 10:29
カーター米国防長官は15日、F-35A戦闘機の核心技術の韓国への移転問題について「条件付きでも難しい」として正式に拒否した。朴槿恵(パク・クネ)大統領に随行し米国を訪問した国防部の韓民求(ハン・ミング)長官とワシントンのペンタゴン(米国防総省)で会った席でのことだ。韓国が7兆3000億ウォン(約7692億円)をかけて40機購入したF-35Aの核心技術は韓国型戦闘機(KF-X)開発事業に必須だ。4種類の核心技術はアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダー、赤外線捜索追尾システム(IRST)、電子光学標的追尾システム(EO TGP)、電磁波妨害装備(RFジャマー)だ。
韓国政府と防衛事業庁は昨年米ロッキードマーティンのF-35Aを導入することに決め、これら核心技術を含め25種類の技術の移転と支援を受けられると広報してきた。だが、米国政府は4月にAESAなど4件の核心技術を移転できないと韓国に通知してきた。米国の契約違反か、そうでなければ韓国政府の業務ミスまたは虚偽報告かをめぐる攻防が広がった。