【コラム】韓国型戦闘機事業が成功するには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.26 08:43
韓国型戦闘機事業の公告が出た。13年も遅滞したこの事業がここにきて本軌道に乗るようだ。だが、事業成功を楽観ばかりはできない状況だ。これは事業の成否が海外技術支援業者(TAC)と韓国内の業者の協業如何にかかっているためだ。したがって政府は開発危険を最小化するために海外資本投資と核心技術移転に対する評価を実現の可能性に焦点を置くべきである。
今私たちにできることは過去のFX事業と韓国型ヘリコプター事業を推進しながら得た教訓をうまく活用することだ。まず政府は海外業者の力量を評価する際に持分投資と技術移転の実現の可能性を最優先の指標としなければならない。例えば2013年のFX事業の時も海外企業の投資と技術移転が重要なイシューであった。当時、一部業者は大規模な持分投資、現地共同設計および生産などを宣言したがこのような措置はおそらく世論を狙ったものとみられる。海外投資誘致と核心技術移転が事業の成否を左右するだけに海外業者選定過程で公正でないと判断される場合は政府が直接介入して正す必要がある。