【社説】韓米同盟、どうして「信頼の再構築」という話が出るのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.12 15:07
朴槿恵(パク・クネ)大統領がバラク・オバマ米国大統領との会談のために明日出国する。4回目の朴槿恵・オバマ会談だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)側はペンタゴン訪問の日程を前面に出しながら今回の訪米に対する期待感を高めている。だが懸念が大きいのも事実だ。韓国ではもちろん米国の官民の間で繰り返し提起されている「中国傾斜論」を払しょくするのか心配だ。しかも昨日、青瓦台は議題と日程をブリーフィングしながらも首脳間の共同声明が出てくるのかさえも確認できなかった状態だ。先週には共同声明なしで共同説明書が出てくると言わなかったか。これが現状でもある。
この時点でペンタゴンを訪問するのも意味はあるだろう。だがペンタゴン訪問日程を緊急に編成しなければならないほど同盟関係がよそよそしくなってしまったとすれば深刻な問題だ。「信頼の再構築に出る」という報道もそのような状況を傍証している。