【取材日記】平昌、聞慶世界軍人体育大会から学べ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.08 09:27
「日々の生活も殺伐としているのに、またメガスポーツイベントなのか?」。2015慶北聞慶(キョンブク・ムンギョン)世界軍人体育大会取材のために聞慶セゼを通り過ぎた時でさえもこう思った。10月2日から11日まで、世界唯一の分断国家で117カ国7045人の軍人が平和を願う「友情の舞台」を繰り広げるのは十分に意味があるが、再び「血税を食べるカバ」になるのではないかと憂慮した。
昨年アジア競技大会(AG)を開催した仁川(インチョン)は競技場の建設だけで1兆7000億ウォンを注ぎ込み莫大な借金を抱え込んだ。全羅南道(チョルラナムド)が誘致したフォーミュラワン(F1)は過去4年間で累積赤字が1900億ウォンに達するとすぐに開催を中止した。