米軍、アジアのリアルタイム打撃強化…中国にも圧迫効果
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.25 10:41
米国が北朝鮮核・ミサイルや南シナ海紛争に対応するためにアジア・太平洋地域で迅速対応軍体制の拡充に出た。米軍事専門紙であるMarine Corps Times(MCT)は23日(現地時間)、米軍が海兵隊の兵力をハワイなどに移動配備する兵力再編を始めたと伝えた。
米軍の戦力において海兵隊は迅速打撃軍だ。特定地域に据え付けで固定された駐屯軍でなく局地挑発や全面戦争発生時に即刻投入される遠征軍だ。太平洋の米軍海兵隊の兵力の中枢な太平洋海兵隊構成軍司令部の場合、傘下は第1遠征軍(カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン)と第3遠征軍(沖縄)および海兵循環部隊(オーストラリア・ダーウィン)で構成されている。したがって太平洋地域に海兵隊兵力の15%を移動配置するという米軍の計画にはこの地域におけるリアルタイム打撃能力を増強するという意志が含まれている。米軍海兵隊の兵力は19万人余りだと言われている。