北朝鮮、「核実験パターン」繰り返す?…今回は中国が変数
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.17 08:31
北朝鮮の核関連の動きが速まっている。情報当局の関係者は16日、咸鏡北道吉州郡豊渓里(キルジュグン・プンゲリ)核実験場で数日以内に4回目の核実験が可能な状態だと伝えた。北朝鮮朝鮮中央通信が報道したように、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の政治的決定だけが残されているようだとも述べた。昨年4月には北朝鮮が核実験用とみられる計測装備をここの坑道内に搬入する姿が韓米当局によって確認された。
これまでの3回の核実験で予告編の役割をしてきた長距離ロケット発射は、場所が西海(ソヘ、黄海)近隣の平安北道鉄山郡東倉里(チョルサングン・トンチャンリ)だ。北朝鮮は2013年末からここの発射台の高さを従来の50メートルから60メートル以上に高め、燃料・酸化剤など発射実験に必要な施設を新築した。国防部のキム・ミンソク報道官は15日の記者会見で、「(東倉里ミサイル発射場の建設が)ほとんど最終段階にある」と述べた。