【コラム】日本の刀、中国の拳、北朝鮮の核
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 08:59
天安門の城楼は特別な空間だ。朝中関係がよかった1954年と59年、金日成(キム・イルソン)主席が毛沢東主席とともに閲兵式を眺めた場所だ。しかし3日、金主席の孫の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は城楼に立つことができなかった。その代わり大韓民国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が習近平国家主席とともにその場に堂々と立った。
それは韓半島(朝鮮半島)の南北と日米だけでなく、中国人にも見慣れない光景だったようだ。いま中国人は習主席と朴大統領が一緒に笑顔で手を振る光景を金正恩第1書記がこっそりと望遠鏡で見る合成写真で作り、ソーシャルネットワークサービス(SNS)で見ている。習近平体制に入って冷え込んだ朝中関係と緊密になった韓中関係の変化を写真1枚に絶妙に表した。