【社説】北朝鮮、ミサイル発射で自縄自縛に陥るのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.26 14:39
北朝鮮が韓国大統領選挙を控え、 ミサイル発射の準備を進めている状況が確認された。 金正恩(キム・ジョンウン)政権発足直後にミサイルを発射し、北朝鮮がどのような利益を得たかを考えれば答えは明らかだ。 公然と騒ぎを起こすのではなく、韓国の選挙結果を静かに見守るべきだ。
韓米情報当局によると、今月初め、平壌(ピョンヤン)の武器工場からミサイルの部品と推定される貨物が平安北道鉄山郡東倉里にあるミサイル発射場組立建物に運ばれる場面が、米情報衛星で確認されたという。 4月に打ち上げた長距離ロケットと似た部品に見えるというのが、政府側の判断だ。 29日に予定された韓国の「羅老」打ち上げに合わせて発射する可能性も提起されている。 平和的目的の宇宙開発という対外的な名分を強調するため、そうする可能性があるということだ。