【寄稿】マッカーサーはなぜ韓国戦争で墜落したのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.15 10:49
丹東から鴨緑江(アムノッカン)の向こうの北朝鮮を眺めた。断たれた鉄橋の下に黙々と流れる川の水と手につかめそうな索漠とした新義州(シンウィジュ)を眺め、65年前に失敗に終わった統一の夢が改めて胸に迫った。中国の地にある彭徳懐中国義勇軍総司令官の銅像を眺めながら、仁川月尾島(ウォルミド)のマッカーサー銅像を思い出したのは筆者だけではなかったはずだ。
9月15日は韓国戦争(朝鮮戦争)の大反転ドラマとなったマッカーサー国連軍司令官の仁川上陸作戦から65周年となる日だ。この日は我々が記念し、また記憶しなければならない日だ。韓国が絶体絶命の危機から抜け出したことを記念しなければならず、「神の一手」のような上陸作戦の成功にもかかわらず結局は統一が水の泡となったことを記憶しなければいけない。