陸上短距離で頭角現す日・中…東洋人で初めて10秒の壁を破った中国の弾丸
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 14:58
世界陸上選手権大会が開催されている中国は今、一人の男に熱狂している。世界選手権100メートルでアジア選手では初めて決勝に進出した蘇炳添(26、中国)だ。彼は中国で「飛人」と呼ばれ、「大陸の英雄」に浮上した。
蘇炳添は23日、北京国立競技場で行われた男子100メートル準決勝で9秒99をマークし、アジア人では初めて世界選手権100メートルの決勝に進出した。準決勝1組で3位タイだった蘇炳添に注目していた約5万人の観客は、蘇炳添の決勝進出が決めると金メダルを獲得したかのように歓呼した。2004年アテネオリンピック(五輪)男子110メートルハードルの金メダリスト、劉翔中国CCTV解説委員は「信じられない光景だ」と興奮していた。