<南北高官接触>第1・2次ともに徹夜交渉…なぜ?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.24 10:23
◆第1次接触と会議の中断=第1次接触が始まった時刻は22日午後6時30分。金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長や洪容杓統一部長官ら南側代表団は、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)の統一大橋を渡った交渉場所の板門店(パンムンジョム)「平和の家」に先に到着して北側代表団を迎えた。金室長は明るい表情で黄炳瑞(ファン・ビョンソ)北朝鮮軍総政治局長に先に握手を求めた。黄総政治局長も笑顔で応えた。一方テーブルを挟んで向かい合い座った洪長官と金養建(キム・ヤンゴン)労働党統一戦線部長は多少、堅い表情だった。
南北間の長官級以上の高官接触は2007年11月の国防長官会談以降、8年ぶりだ。当初午後6時に予定された接触が30分遅れて始まったのは、北朝鮮平壌(ピョンヤン)時に合わせたという観測が出ている。北朝鮮は15日から時間を30分遅らせた平壌時を適用し始めた。