<北朝鮮地雷挑発>北朝鮮の変化した攻撃ルート…反撃避けるため?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.11 11:39
北朝鮮軍の攻撃ルートが変わった。今度は西部前線の非武装地帯(DMZ)がターゲットになった。魚雷による韓国哨戒艦「天安」爆沈事件(2010年3月26日)、延坪島(ヨンピョンド)砲撃戦(2010年11月23日)に続き、今度は陸上で木箱入り地雷を使って5年ぶりに挑発した。
最近、非武装地帯で北朝鮮軍の動向は尋常でなかった。国防部は先月初め、「最近、北の軍が例年とは違い、夜間に鉄柵の中に埋伏組を投入している」とし「埋伏組が鉄柵の中で2泊3日ずつ留まっている」と明らかにした。北朝鮮軍が鉄柵を越え、休戦ライン付近まで接近して埋伏するのは新しい現象だ。西部・中部・東部前線など地域を問わずこうした動きが確認された。ヤン・ウク韓国国防安保フォーラム選任研究委員は「北の軍がDMZで活発に活動したのは、韓国軍の弱点を探すためとみられる」とし「GP(監視哨所)を直接攻撃するのが負担となり、鉄柵の出入口を今回攻撃したようだ」と分析した。