<北朝鮮地雷挑発>韓国軍、11年ぶり対北放送
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.11 09:34
北朝鮮が軍事境界線(MDL)を越えて非武装地帯(DMZ)南側の鉄柵の出入口付近に埋設した地雷のため、捜索作戦中だった国軍2人が負傷する事件が発生した。軍当局は北朝鮮の意図的な挑発と規定し、2004年に中断した対北朝鮮拡声器放送(宣伝放送)を11年ぶりに再開するなど南北間の軍事緊張が高まっている。
国防部は4日午前7時35分、40分ごろ、京畿道坡州市(パジュシ)郡内面(グンネミョン)歩兵第1師団第11連隊管轄のDMZで木箱入り地雷3つが相次いで爆発したと10日、発表した。これを受け、捜索作戦中だったハ下士官(21)とキム下士官(23)が足を切断する重傷を負った。木箱入り地雷は木箱に爆薬(TNT)と起爆装置を入れて作った対人殺傷用武器。