<インタビュー>村山元首相「日韓関係、両国首脳が虚心坦壊に対話すれば反転」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.30 10:05
金永熙=安倍首相は8月15日の直前に、閣議決定ではなく個人談話形式で戦後70年談話を出す計画のようだ。安倍首相は村山談話や小泉談話など歴代内閣の談話を継承するというが、「植民地支配」と「侵略」、「反省」と「お詫び」のうち、「植民地支配」と「お詫び」が入るかについては懐疑的な見方が多い。村山談話の当事者として終戦70年を迎える日本の基本姿勢はどうあるべきか、その延長線上で安倍談話の望ましい方向について話してほしい。
村山=私の後に続いた後継内閣はすべて村山談話を継承すると国際的に約束した。安倍首相も第1次内閣当時は継承すると述べ、いかなる問題もなかった。第2次安倍内閣に入って村山談話を継承すると述べたが、侵略は国際法的な定義がないとし、いくつか疑問を表した。70年談話は国際的に非常に注目を浴びている。歴史的な事実は時間が過ぎたからといって変わるわけではない。(談話は)過去の歴史的な事実に基づかなければいけない。過去の歴史認識を変えようという考え方は間違いだと考える。
金永熙=首相個人の談話にすることについてはどう思うか。