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「日本人全体を敵にするべきでない…韓国は豹変の勇断を」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.08 08:54
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日本国内の知韓派は、韓日政府間の葛藤より両国国民がお互いに悪い感情を抱くことを韓日関係の危機だとみている。韓国人は「日本はひどい」と考え、日本人の間では「韓国にうんざりする」という世論が強まっているということだ。「日本の良心」に危機の韓日関係を解決する方法を尋ねた。

若宮啓文元朝日新聞主筆には5日に電話インタビューで、小倉和男元駐韓日本大使と真鍋祐子東京大東洋文化研究所教授には韓中日3カ国協力事務局(TCS)が主催する3カ国記者団交流プログラムの一環として先月17日に東京で会って話を聞いた。

 
若宮元主筆は「朴槿恵(パク・クネ)政権は努力してきたが、今はもう方向を転換する時」と助言し、小倉元大使は「日本のナショナリズム表出は自信を失っているという意味」と診断した。真鍋教授は「韓国に対する日本人の認識の基底には無関心がある」と伝えた。

◆韓国がきっかけ作れば安倍政権に変化も

若宮元朝日新聞主筆

安倍政権内にも韓国と関係を改善するべきだという人たちが確実にいる。韓国がきっかけさえ作れば、安倍政権は変化が可能な雰囲気だ。しかし韓国は「責任は100%日本にあるので日本が自らすべて解決するべき」というようだ。これは無責任であるだけでなく「韓国は日本と関係をうまく築いていく考えがない」と感じさせる。韓国に愛情を抱く私が見ても、今の韓国の対日外交は日本人全体を敵に回している。悲しいことだ。普通の日本人のうち安倍政権を批判する人たちも「(韓国からの)批判はもういい」「もうかまわないでほしい」というように変わっている。韓国の原則過剰外交にぞっとしている。国の指導者は自国の未来のために勇断を下さなければいけない。「君子は豹変す」という言葉がある。妥協の技術でもある外交ではなおさら重要な言葉だ。朴大統領が執権3年目を迎え、韓国の国益のために直ちに外交基調の方向を「リセット」する必要がある。


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