安倍首相が最も恐れる政治家「凍りついた韓日関係、私が溶かす」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.29 09:12
二階俊博議員(65)は日本の自民党の5大派閥・志帥会の総帥だ。軟性化していく自民党派閥内で「最後のボス」と呼ばれる。重みのある印象で線が太く、「安倍晋三首相が最も恐れる政治家」に通じる。彼は1993年に自民党を離党して小沢一郎氏と行動を共にしていたが2003年に自民党に復党した。そのような経歴でも依然として党の中心にそびえ立つパワーの源泉は、持って生まれたボス気質だ。ほかの人々が肩をすぼめる時に頭を上げて行動する。
例えば安倍首相が昨年9月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会に参加して、2020年夏のオリンピックの東京開催を訴える演説を数回準備するという話を聞いて「そんなに練習して行くぐらいなら、韓国や中国に対する演説も少し練習したらどうか」などと批判した。周辺国に対する外交を疎かにする安倍首相に直撃弾を飛ばしたのだ。