韓国10大造船会社の8割が赤字…中小企業は8年間に65%閉鎖(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.10 13:54
韓国造船業界は今年上半期、世界船舶発注量の半分近くを受注した。2012年から3年間、中国に船舶受注量1位を明け渡したが、今年はそのタイトルを取り戻す可能性が高まった。にもかかわらず国内造船業界の内外では「このままではいけない」という懸念が続いている。造船業界が好況期を迎えれば、バルク船の発注から増えるため、受注量1位をまた中国に奪われる可能性が高いからだ。
◆地位が揺れる「ビッグ3」
韓国は1990年代半ばから造船業界の主導権を握り始めた。その中心には現代重工業、サムスン重工業、大宇重工業(現大宇造船海洋)のいわゆる「造船ビッグ3」があった。世界1位の現代重工業は船舶引き渡し1000隻、2000隻などの世界記録を相次いで塗り替えた。サムスン重工業と大宇造船海洋も受注量2、3位に入り、中国および日本企業の追撃をかわした。