中国人観光客のおかげで20年ぶりに復活した日本の秋葉原
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.24 14:50
19日午前9時、東京都千代田区の電子商店街、秋葉原の入り口にある「ラオックス(LAOX)」免税店。ここの2階家電売り場に入ると、平日の午前中なのに200人余りの中国人観光客がフロアの通路を埋め尽くしてショッピングに余念がなかった。彼らは店員に「日本で生産した製品なのか」と確認した後、御飯ジャーやビデ、カミソリなどを買い込んでいた。華僑出身の店員ファリイェンさんは「平日には一日平均3000人余り、週末には5000人余りのお客さんが来る」として「客全体の90%以上が中国人」と話した。
免税店だけではない。ここから徒歩5分ほどの場所にあるドラッグストア「マツモトキヨシ」も美容関連商品などを購入しようとする中国人観光客で混みあっていた。4車線の大通りの向かい側にあるヨドバシカメラの売り場もやはり似たような様子だった。ソウルの龍山(ヨンサン)電子商店街が2005年以降10年連続で停滞の沼に落ちているのとは対照的だ。あるタクシー運転手は「この頃、秋葉原で聞こえる言葉はすべて中国語」としながら「ショッピングした荷物が多くてトランクが閉まらない」と言った。