世界はハイブリッド越えて電気自動車時代へ…韓国市場の課題は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 16:29
「電気自動車」が国家的な関心事項に浮上している。政府と地方自治体、民間企業の電気自動車に対する関心が高まり、現在3000台ほどの普及台数が来年には1万台以上に増える見込みだ。ソウル市は今年、電気自動車575台普及を目標に設定した。環境部は来年、1万台追加普及を目標に合計1500億ウォン(約167億円)の予算を企画財政部に申請した。こうした関心を反映するかのように今月4日には「世界電気自動車学術大会および展示会(EVS28)」が京畿道高陽市(コヤンシ)韓国国際展示場(KINTEX)で開催されたりもした。
国内だけのことではない。すでに世界自動車市場はハイブリッド(2つ以上動力源使用)ブームを経て、本格的な電気自動車時代にさらに一歩近づいている。フロスト&サリバン韓国支社が発表した「2015世界電気自動車市場報告書」によると、昨年30万4000台だった電気自動車販売台数が今年は46万6000台を超えるとみられる。