「韓国のTPP参加遅れた理由は」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.21 11:34
韓国の通商当局の最大懸案は、米国主導で12カ国が参加する多国間自由貿易協定(FTA)である環太平洋経済連携協定(TPP)だ。米国議会が最近TPPの妥結に急ブレーキをかけたりしたが、10年余り続いてきた12カ国のTPP交渉がまもなく終わることには異論がない。だが韓国は妥結前までTPP交渉に参加できない状況だ。数年前に与えられたTPP参加のチャンスを生かせなかった政府に対する批判と、韓米FTAの批准後すぐにTPPに関心を表明するわけにはいかなかったという不可避論が共に出ている。
韓国経済新聞は20日ソウル中林洞(チュンニムドン)の本社会議室で討論会を開き、TPPをはじめとする韓国政府の通商政策の「誤解と真実」について自由に意見交換する時間をつくった。