<韓国・ローンスター訴訟>韓国がISDで初の試験台、初日から激しい争い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.18 09:15
また、6月29日から10日間にわたり行われる2回目の審理では、ローンスターに課された各種税金が正当だったかをめぐり激突する。2003年に外換銀行はローンスターのベルギー法人であるLSF-KEBホールディングスに買収された。このため韓国とベルギーの投資保障協定の適用対象だというのがローンスター側の主張だ。
外換銀行がハナ銀行に売却される当時、国税庁が源泉徴収した3915億ウォンなどローンスターに課された各種税金8500億ウォンも返却すべきという立場だ。ここに利子と為替差損、ベルギーに納付する予定の税金などが加わった。韓国政府側関係者は、「ローンスターは奇想天外な計算方法で9年間に韓国で得た収益4兆7000億ウォンより多い金額を請求している」と話した。