<北朝鮮恐怖統治>玄永哲の粛清…「ロシアの目に金正恩はおかしな人に映るはず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.15 08:38
玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長は北朝鮮の対ロシア窓口だった。このため、張成沢(チャン・ソンテク)の粛清が朝中関係に良くない影響を及ぼしたように、玄永哲の粛清で朝露関係に赤信号がついたという分析が相次いでいる。
米下院外交委員会専門委員を務めたデニス・ハルピン・ジョンズ・ホプキンス大韓米研究所研究員は14日(現地時間)、自由アジア放送(RFA)のインタビューで、「金正恩(キム・ジョンウン)はロシア戦勝節を迎えてモスクワ訪問を約束した後、その約束を破り、ロシア訪問から帰国した軍部のナンバー2をすぐに銃殺した」とし「ロシアの目に金正恩はおかしな人物として映るだろう」と述べた。また「金正恩が張成沢を処刑した後、朝中関係が疎遠になったように、玄永哲を処刑したことで朝露関係が歪む可能性もある」と予想した。