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中国、金正恩を初めて公式招待

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.15 10:20
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中国が9月に反ファシズム戦争(第2次世界大戦)勝利70周年記念閲兵式に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を公式に招待したと14日明らかにした。金正恩第1書記が、2011年末の執権以降で中国から公式訪問の招待を受けたのは今回が初めてだ。

中国の洪磊外交部報道官はこの日の定例記者会見で、中国が金正恩第1書記を招いたのか確認してほしいという質問に「そうだ」と答えた。洪報道官はさらに「今年は反ファシズム戦争勝利および中国人民の抗日戦争勝利70周年として記念行事を挙行する」としながら「私たちはすでに関係国の指導者に招待状を発送した」と話した。彼は「現在中国が各国とこの問題を協議している」と説明した。

 
これに先立ち中国の王毅外交部長は先月初め、内外信の記者会見で北朝鮮と中国の首脳会談問題に関して「双方の都合の良い時期がいつか検討しなければならない」として成功の可能性を示唆したことがある。しかし北朝鮮が中国の招待状を公式に受けとったのか出席の有無に対する立場を明らかにしてきたのかは確認されていない。

一方、9月の中国の閲兵式に先立ち5月にロシアで開かれる第2次世界大戦の戦勝行事に金正恩が参加するかもしれないという観測も引き続き提起されている。ロシアは1月、北朝鮮側が5月9日にモスクワで開かれる第2次世界大戦戦勝行事に金正恩の出席を確答したと明らかにしたが、北朝鮮はまだ出席の有無を公言していない。これに関連して中国の日刊紙環球時報は14日「盧斗哲(ノ・ドチョル)副首相、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長、弓錫雄(グン・ソクウン)外務省副相ら北朝鮮人が最近ロシアを相次いで訪問した」として「金第1書記の5月のロシア訪問に合わせた事前準備という分析が出ている」と報道した。

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