出発時はセウォル号、帰国時はネパール…歴訪「バッド・タイミング」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.28 10:52
12兆ウォン(約1兆3300億円)規模の中南米遠隔医療市場への進出、78件の了解覚書(MOU)署名。朴槿恵(パク・クネ)大統領が「点滴闘魂」を発揮して9泊12日間にコロンビア・ペルー・チリ・ブラジルなど4カ国で成し遂げた成果だ。
だが歴訪期間中、韓国の「外交コンディション」は朴大統領の健康と同じぐらい良くなかった。何よりもタイミングが問題だった。始まりからして順調でなかった。コロンビアの要請でセウォル号惨事から1年を迎える16日に出発したのが禍根となった。コロンビア側は自由貿易協定(FTA)の早期発効の約束などで応えてくれたが、国内では必ずしもその日に出発しなければならなかったかという批判が絶えなかった。