「韓国政府、外交を国内政治のように扱って国際孤立招いた」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.04.27 14:41
「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」波紋が国内政治イシューを吸い込むブラックホールに浮上した中、国際的には韓国の国益と直結するイシューが急速に動いている。国内のイシューにばかり視線を向けていられない理由だ。中国の習近平国家主席と日本の安倍晋三首相は22日、インドネシア・バンドン会議で5カ月ぶりに首脳会談をした。29日には安倍首相が米議会で演説する。中国と米国を眺めていた韓国が不意打ちを食らったという批判が出ている。下手をすると孤立を自ら招きかねない局面だ。さらに任期の中間地点を迎える朴槿恵(パク・クネ)政権は、公務員年金改革、景気浮揚など経済・社会的課題にも取り組まなければいけない。中南米の訪問を終えて帰国する朴大統領は厳しい国内外の環境をどう打開していくべきか、康元沢(カン・ウォンテク)ソウル大韓国政治研究所長、キム・ヒョンジュン明知大教授(政治学)、朴チョル熙(パク・チョルヒ)ソウル大日本研究所長に尋ねた。
--朴槿恵大統領が帰国すれば、すぐに次の首相の人選をしなければいけないが、どのような人がふさわしいと思うか。