【時論】中国発の粒子状物質はいつ頃減るだろうか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 16:59
2番目、中国の工業化の過程における温室ガス排出の増加スピードも問題だ。温室ガスの排出割合を見ると2001年には米国の割合が20%だった時、中国の割合は14.4%だったが、高度成長を経た後の2011年には中国の割合が24.1%まで急増した。ついに15%の米国と逆転して中国が温室ガス排出第1位の国になったほどだ。
また1950~89年の40年間と2011~2030年までの20年間の1人あたりの炭素排出量を確認してみると、中国は前期の3.2トンから9.5トンに3倍以上と大幅に増えた。米国はこの期間の1人あたり排出量が16.7トンから21.9トンと25%増にとどまった。したがって中国がこうした産業構造のもとで2030年までに温室ガスを縮小するのがどれほど深刻で難しい作業なのか推し量ることができる。