【コラム】朴槿恵外交、国連の大舞台を逃すな(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.05 09:22
23日、米国ニューヨークでは外交の大きな舞台が始まる。潘基文(バン・ギムン)事務総長の主導で193の加盟国の国家トップ級の人々が参加する国連気候首脳会議だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領、オバマ米大統領など各国の首脳は、総会場に集まって2020年に期限切れとなる京都議定書体制以降どのように温室ガスを規制するのか激論を繰り広げることになる。黄砂よりもはるかに深刻だという中国発PM2.5(微小粒子状物質)に苦しめられる韓国としては重大な場に違いない。
この期間中、首脳会議以上に注目すべきことがある。まさに会議場外で展開される、息つまる外交戦だ。大統領・首相とともに来た随行員の規模は小さい国でも10人前後、それなりの国なら外交長官を含めて20~30人に達する。国連本部の内外で数千人もの人々がそれぞれの国益のために駆け回るのだ。