「歴史に鑑みて…」日本に手を差し出した中国首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.17 07:58
中国の李克強首相が、日本が歴史を直視するなら日中関係は改善する可能性がある、と述べた。李首相は16日に報道された英フィナンシャルタイムズ(FT)のインタビューで、「歴史に鑑みて前へ進んでいかなければいけない(以史為鑑面向未来)という教訓が、両国関係改善の良い機会になる可能性がある」と述べた。
李首相は先月31日、北京人民大会堂の香港庁でFTの編集責任者ライオネル・バーバー氏と事前質問紙なく行われたインタビューでこのように述べた。バーバー氏は「昨年11月の中国の習近平国家主席と安倍晋三首相の会談を挙げ、日本の指導者は日中関係がすでに改善されたと話している」とし「日本政府が準備中の第2次世界大戦終戦70年談話で両国関係にまた問題が浮上するだろうか」と尋ねた。李首相は「日中関係は依然として難しい時期にある」と述べたうえで、「関係改善のためには日本が第2次世界大戦時期の歴史を直視し、当時の歴史的教訓を受け入れなければいけない」と強調した。