【寄稿】日本、だれと戦うというのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.05 08:53
日本の右翼は地域平和を脅かす大きな憂患だ。第2次世界大戦後に形成された国際秩序に挑戦するなど歴史の水車を逆に回そうとしている。昨年末に安倍晋三首相は世の中の人たちの引き止めにもかかわらず、自分勝手に靖国神社参拝を強行し国際社会のひんしゅくを買った。遺憾なことは日本の右翼執権勢力が誤りを認めずあちこちで狡猾な弁明を並べ立てているという点だ。靖国神社参拝が「国のために身を捧げた人に敬意を表わしたもの」とか、「韓中国民の心を傷つける考えはない」などの話がそうだ。このような詭弁は説得力がない。誤りは覆い隠そうとするほどさらにあらわになり消そうとするほどさらに黒く変わる。
日本の村山富市元首相は「村山談話」を固守することだけが他国の信任を得られる方法だと話す。深い響きを与える。日本はひたすら歴史を鏡として未来に進む時に近隣諸国との関係を改善することができる。日本の右翼がこうした心からの忠告に耳を傾けず強情を張り続けるならば、これはアジアと世界だけでなく結局は自身すら害することになる。