<W杯サッカー>日本「対戦運最高…ISテロ心配」 ブータン「最強韓国・日本と会えず残念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.16 09:33
2018年開催のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア地域第2次予選の組み合わせ抽選が終わり、アジア大陸にW杯の春風が吹き始めた。9大会連続の本戦行きに挑戦する韓国から、史上初めてW杯予選に参加したブータンまで参加チーム40カ国の目標は全て「ロシア行チケット」だ。組分けと競技日程により国々の間に悲喜が交錯している。
日本は組み合わせ抽選の結果に大満足だ。シリア・アフガニスタン・カンボジア・シンガポールなど格下のチームと同組となった。ヴァヒド・ハリルホジッチ日本代表チーム監督は「いいグループに入った」と話した。問題は競技場所だ。シリアとアフガニスタンは中東の武装団体「イスラム国(IS)」が根拠地としている国々だ。今年初めにISに人質として捕まり斬首された日本人ジャーナリストの後藤健二さんもシリアに滞在していて被害に遭った。遠征試合にやって来た日本代表チームや応援団がテロの標的になる可能性もある。スポーツ報知や中日スポーツなど日本メディアは「日本政府が『渡航危険度が最も高いレベル』を適用して訪問を制限している国々だ。アウェー戦を行うのは適切でない」として懸念の色をにじませた。